こんにちは!
今日はご機嫌、ぎらりょうです。
なぜそんなにご機嫌かはもうお分かりでしょう、
なんせリーグ戦久々の勝利!
それ以外にももちろん理由はありますが、
まずは勝利の美酒に酔いしれるのが久々なので単純に嬉しいですね~(^ω^)
そんな今日の試合もしっかりとレポートしたいと思います!
1.新たなスタジアムの魅力。
さあ久しぶりのミクスタ開催。
天気は快晴。
そしてGW二日目。
これは盛り上がるに違いない。
そう思いながらスタジアムまでの道を行くと・・・
うぉー、今日も人が多い!!
しかもステージがスタジアム正面に移動していたためさらに盛り上がる!
流石興行、GWに行っても後悔なんてまっっったくしない!
そして導線にも変化が。
海沿いの入り口が封鎖され入り口はスタジアム二階への階段前に集約されていました。
確かに現在の状況で入り口を二つ以上作るより一か所に絞った方が
別のところに人員が配置されて手厚いサービスができるようになりますしね。
そしてもう一か所、新たなスポットが生まれていました。
それがこちら!
なんとピッチを見ながら食事できるスペースの新設!
これは本当に素晴らしいですね。
家族連れにとってもありがたいスペースになるでしょうし、
出店されている業者さんの売り上げアップも見込めます。
何より景色がいい!
ピッチを見渡せるのはもちろんですが、ピッチの外も素晴らしい。
蒼い海、青い空、行き交う船舶。
遠くは門司・大里から関門海峡まで見える素晴らしい眺め。
少し早くスタジアムに来てこの絶景を見ながらゆっくりビールを飲む。
そんな休日も素晴らしいですねぇ(^ω^)
一回来る度に少しずつ進化しているミクスタ。
次の試合ではどんな進化が待っているのか、楽しみですね!
2.久しぶりのホーム、手痛い出足。
さあスタジアムの素晴らしい進化を見つつ、いよいよ久しぶりのホーム戦。
先日の天皇杯の影響なのか、ゴール裏はほぼ満員!
ゴール裏サポーターの声にも一層の迫力が生まれます。
そんなみんなの期待を乗せて、いよいよキックオフの時を迎えます。
キックオフから攻めたのはギラヴァンツでした。
左サイドを中心にサイドからのクロスを再三上げ続け、チャンスを作ります。
そんな中とてもいい光景が。
クロスの競り合いで相手キーパーと接触したキャプテン池元選手。
起き上がることができない相手キーパーを気遣い、立ち上がるまでそばにいます。
そして立ち上がるとその手を取り、握手。
相手キーパーもその対応のお返しか、池元選手の肩に手を当てます。
もちろん試合中はガンガンぶつかっていってほしいですしファイトしてほしいです。
それでも、このような対応ができる人がこのチームに存在することはこのチーム、
そしてこの街のサッカーにとっても本当に幸せなことだと思います。
そんなプロとしての素晴らしい対応を出しつつ、攻撃を続けるギラヴァンツ。
しかし、中々崩すことができない。
そんな一瞬のタイミングでした。
ゴール前中央でフリーになってしまった相手選手。
僕からちょうど一直線にゴールに向かって伸びていくボールは止まりませんでした。
向こうサイドのゴールが揺れ、0-1。
やはり天皇杯が良くても流れは掴めないのか・・・
そう一瞬思ってしまう展開でした。
3.ミクスタの男と北九州の男の共演。
攻撃の勢いに乗ったスタジアムの雰囲気が一瞬にして固まりました。
それだけ今の状況としては先制点を取られたのは痛いということ。
この流れを変えることができるのか?
そう思う人もいたかもしれません。
ですが、このスタジアムにとっても強い二人の男がいました。
一人はその足からゴールを演出する背番号2の男。
そしてもう一人はこのスタジアムのネットを初めて揺らした背番号20の男。
背番号2、石神選手のコーナーキック。
その先にいたのはこのスタジアム初ゴールを決めた背番号20、花井選手でした。
ギラヴァンツ、同点!
これで試合を振り出しに戻しました。
そうなるとスタジアムの熱気が選手を後押しします。
次第に押し始めるギラヴァンツ。
そして前半終了前。
ついに覚醒する、キャプテンマークを巻いたエースナンバー11北九州の男。
ボールをゴール中央で受けた背番号11、池元選手。
狙い澄ましたシュートにキーパーは動くことができないまま、ネットが揺れました。
ギラヴァンツ、逆転。
前半の間に逆転するという、これまでとは違うということを結果を持って魅せます。
そして、前半終了。
嫌な流れを払しょくする二人の男がギラヴァンツを盛り返しました。
4.新たなスターの才能開花。
とてもいい流れのまま、後半を迎えます。
そして後半始まってすぐ、この試合で躍動していた選手が魅せました。
ギラヴァンツでプロ生活をスタートさせ、今年で三年目。
そんな彼の動きは今日、明らかに才能の開花を告げていました。
ポジションは左サイドハーフ。
しかし、前後左右どこにでも顔を出す今日断トツの運動量、
ロングボールを的確なトラップで収める技術、
ここしかないという所に通す縦パスの精度、
全てが今日の彼が絶好調であることを表すクオリティの高さでした。
そんな彼、背番号29の小谷健悟選手のシュートはプロ人生初ゴールとなりました。
これで3-1。
しかも絶好調の若手が決めるというオマケつき。
ギラヴァンツというチームの調子が上がっていくのが目に見えて分かりました。
5.怒涛の攻撃、立ちはだかる太陽の神。
しかし、ここからYSCC横浜の猛攻が始まります。
遠くの地、北九州まで応援に来てくれていたサポーターの人もいます。
そんな人たちの期待も背負っている選手たちもタダではやられません。
そんな流れの中、次第に押され始めるギラヴァンツ。
そして攻められ続ける中、一瞬守備陣がボールのみを見てしまいました。
その目に後ろから走りこんでくる選手は見えてなかったのかもしれません。
その選手が蹴ったボールは、山岸選手の後ろに転がっていきました。
3-2。
さらにYSCC横浜の攻勢は強まります。
そんなとき、このピッチでただ一人赤いユニフォームの彼が「神」となりました。
この試合終わってみると、山岸選手のおかげで止められた点は
3点以上あったと思います。
それだけ、今日の彼は「神」がかっていました。
再三のコーナーキックのピンチ。
枠に向かったシュートもかなりありました。
うち一本は僕からちょうど一直線にゴール方面へ。
一瞬1点目の失点を思い起こさせる軌道でやられたか、と思いました。
しかし、それをキーパー山岸選手の右手一本が弾き出しました。
それでも攻め続けるYSCC横浜。
しかし、今日は選手たちも最後まであきらめません。
体を投げうってドリブルを阻み、1cmでも長く足を伸ばし、
そして全身全霊をかけてボールを死守します。
耐えて、耐えて、耐えて。
そして、ロスタイム4分。
ホイッスルが鳴り、試合終了。
ギラヴァンツ北九州、久々の一勝!
最後まで走り切った選手たちからは、久しぶりの笑顔が見えました。
最後は苦しい展開となりましたが、それでも手にした勝ち点3。
そして新しい戦力の才能の開花。
この今後につながるこの一勝を、今日は約6,000人が目の当たりにしました。
これが次のホームゲームに、そして目標のJ2昇格までつながっていくことを期待して、
今回の記事を締めたいと思います。
ではではみなさん、また次の記事でお会いしましょう!