いつもご覧いただきありがとうございます!
北牟田ぎらりょうです。
今日からお盆休み!って方も多いかと思います。
※ぎらりょうさんは暦通りなので長期休暇ではないですはい。
元から予定びっしりって方もいるかと思いますが、逆に「長期休暇はいいけどやることがないなぁ……」という方もいるんじゃないかと思います。
そんなあなた、ちょっとこれからおすすめの作品を見てみませんか?
映画ならだいたい2時間、1クールアニメならだいたい4時間半、1クールドラマならだいたい9時間あれば見れて、終わったら「〇〇という作品を見た人間になった」という達成感も味わえるという、オトクな時間の使い方!
とりあえず書き始めのコンセプトとしては「おすすめしたい作品の中でも(全部を見るまでに)ちょっと長めの時間が必要な作品」をピックアップしたいと思っております。
が、最終的に「これ見てこれ!」って感じでとにかく好きな作品を推しまくる記事になるかもですが、そのときはご笑覧ください。
ではさっそく紹介(プレゼン)に入っていきます!
※作品へのリンクにはPRも含まれてますので、そのへん気になる人は自然検索から探してね!
■アニメ
○『空の境界』
何を隠そう、北牟田ぎらりょうがオタクとして完全開花した作品であり、今や超人気シリーズとなった「Fate」の源流を感じることが出来る作品。
生死を司る線を視る能力「直死の魔眼」を持つ両儀式、普通の人間()黒桐幹也を中心に話が進む、いわゆる「伝奇モノ」と分類される作品です。
劇場版として全7章+3作品ですが、作品によって時間が異なるので意外と早く観終われる……かもしれない……!
この作品の何が良いって、まずは音楽。
ぎらりょうさんが大好きな梶浦由記さんが作り上げた音楽の世界が、この作品の世界観・空気感を極限まで高めてくれているんです。
そして(最近色々ありましたが……)Kalafinaの出世作でもあります。
なんてったって作品の主題歌すべてがKalafinaなので。
忘れちゃいけないのが奈須きのこ氏によるストーリーと、この物語の世界を作り上げたufotableによる美麗なアニメーション。
前述の梶浦由記サウンドとともに表現される異能同士の戦いや心情描写は、今見ても高クオリティ。
アニメ特有のデフォルメギャグがないことも空気感の醸成に一役買っています。
だからこそ時折入るコミカルなやり取りなどが鮮明に記憶されるのです。
ちなみに1章から順に見ると時系列がごちゃごちゃでびっくりするかもしれないですが、順番は合っているので安心してくださいね。
ぜひこの機会に全部見て、「矛盾螺旋」で至高の演出を見て鳥肌を立たせ、そして「未来福音」で一緒に泣きましょう。
◆作品リンク
www.nicovideo.jp
※現在レンタルしかないようですのでご注意をば。
○『氷菓』
「私、気になります!」
このセリフはインターネットに浸かっていると一度は聞いたことがあるでしょう。
その元ネタとなる作品です。えるかわいいよえる。
TVアニメの氷菓、そういえば22話あるので意外と長いんですよね。
だからこそ長期休暇などに一気見することをおすすめしたい作品です。
上のセリフの通り好奇心旺盛な千反田えると、省エネ主義の折木奉太郎を中心とした日常系ミステリー。
ミステリー作品の肝である謎解きの過程と解決したときの開放感はもちろん、舞台が「高校の古典部」ということで、青春モノとしての酸いも甘いもたくさん味わうことが出来るのがこの作品の魅力。
やっぱり人気なのは文化祭編かな?と思いつつ、個人的には『氷菓』というタイトルになった真相が分かる「歴史ある古典部の真実」や、真相が分かったときの感情が忘れられない「連峰は晴れているか」がお気に入り。
ぜひこの機会に見てみて、そしてお気に入りの話を見つけてほしいです。
◆作品リンク
○『小市民シリーズ』
実は『氷菓』と同じ原作者、米澤穂信による「小市民」を志す2人を中心とした日常系ミステリー……日常系……?
『氷菓』と同じように主人公は学生、かつたしかに日常の中のミステリーなので分類上は合ってるんですけど、その、事件の重大性というか凶悪性がちょっと高め。
あと話によってはちょっとドロドロな人間模様もあったり。
なので『氷菓』を期待して見ると合わない!ってなるかもしれない。
んだけど、同じ原作者だからこそちゃんと青春モノとしての味わいもちゃんとあります。
そしてちゃんと日常系ミステリーの話もありますので安心してね。
この作品の魅力はなんといっても「作品の空気感」だと思ってます。
話は安心の米澤穂信クオリティですが、その上で映像作品としてしっかりと「空気感」を作ってくれたのが本当に嬉しかった。
この「空気感」というのを言葉で表すのが難しいんですが、なんというか、BGMやアニメ特有のデフォルメ描写だけに頼らず、作画やカメラワーク、セリフ回しや演出で興味を持たせる技術が高い作品にそういう感想を持つんですよね。
数話に分かれる長編も好きですが、個人的には小佐内さんの可愛い面が見れる「伯林あげぱんの謎」が好き、小佐内さんは普段からかわいい?アッハイソウデスソノトオリデス!!
可愛い小佐内さんの”狼”の面が見える「シャルロットだけはぼくのもの」も好き。
シャーロック・ホームズとモリアーティ教授の直接対決感があるからですね。
どっちがモリアーティ教授って?ハハッ
◆作品リンク
別件ですが2期OPについてはマジで2020年代屈指の出来なのでぜひ見てほしい。
○『STEINS;GATE』
タイムリープ系の作品談義で今でも最前線に君臨する傑作。
「あの頃の秋葉原」が舞台で、登場人物もイロモノがいっぱいいるんで初見だとかなり面食らうかもしれない。特にオカリン。
が、それでも見てほしい。
イロモノたちによるイロモノ会話と超シリアスなストーリー展開のミルフィーユこそシュタゲの唯一無二の味なので。
タイムリープモノお約束の「タイムリープしてる……?~タイムリープで色々やってみよう!~タイムリープ中に気づく真実~タイムリープを駆使した解決」という流れをしっかりやってくれるうえで、素晴らしいレベルの伏線回収。
もちろん24話あるから長期休暇中に見てほしいのもあるんですが、もうひとつ注文すると「一気に」見てほしいと思っちゃう厄介オタク仕草。
でもそれくらい情報を詰め込んだほうが、後半のあるシーンでの衝撃が段違いになると思うのです。
最初にも書きましたが「あの頃の秋葉原」が舞台なので、オカリンやダル筆頭に「あの頃のヲタク」が「あの頃のネット方言」で会話するのでそこに面食らってビビっちゃうかもしれないですが、何話か見続ければ慣れるんで頑張って慣れてください。
作中の季節も夏なので、お盆休みの今見るとさらに没入感が高まると思います。
見終わったらゼロもあるし、負荷領域のデジャヴもあるので暇にはなりませんよ。
この作品を見終わったら、そのまま秋葉原までの旅程を調べましょう。
「あの頃」とはだいぶ様子は変わってしまいましたが、それでもシュタゲのみんなが生きていたあの世界を少しでも感じることが出来ると思います。
シュタゲを見てから初めて行った秋葉原で、駅を出てすぐ目の前にある「ラジオ会館」で感動できるのはシュタゲを見た人だけができる特権。
その特権をぜひ行使できる立場になってほしい。
そして友人知人に言いましょう、エル・プサイ・コングルゥと。
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○『SSSS.GRIDMAN』『SSSS.DYNAZENON』『グリッドマンユニバース』
ここにきていきなり3作品を同時おすすめ。
だって世界がつながってるからね。
そして『グリッドマンユニバース』を最大限の感動とともに見るなら前2作を見たうえで最後に見てほしいから……
大元は1993年放送の特撮『電光超人グリッドマン』……ですが、それを知らなくても99.9%楽しめるからまずは安心してください。
100%完全に楽しみたいならTSUBURAYA IMAGINATIONのプレミアム会員になれば見れるぞ!
U-NEXTだったら全部見放題だったわ!
元ネタが特撮作品なのでもちろんアニメも怪獣との対決が見せ場になります。
が、この作品の真の魅力は「青春モノ×特撮モノ」という、意外と掘り当てられていなかったジャンルの掛け合わせだと思います。
『SSSS.GRIDMAN』だと本来密接に交わることがなかったのかもしれない4人が怪獣と、『SSSS.DYNAZENON』では表に出さない鬱屈を抱えた4人が特殊な1人と出会い、そして動き出す物語。
特に『SSSS.DYNAZENON』に関しては実在性の高い静かな空気感の醸成と、それを打ち破る怪獣との対決シーンの対比が素晴らしく、より感情を昂らせてくれる構成になっています。
関連したもので特徴的なのが「合唱曲」を使う場面。
外連味のある戦闘シーンや壮大・アップテンポのBGMなどのある意味騒がしい場面と対比する合唱曲が利用されたシーンの緩急がすごくいいんですよ。
個人的には劇場総集編の『SSSS.GRIDMAN』での使われ方がすごく好きなので、TVアニメシリーズを見た後に総集編もぜひ見てほしい。
また大元が円谷特撮であること、脚本が『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』に担当を持つ長谷川圭一氏だからか、ウルトラマン好きにも刺さるものが多くあります。
特に『SSSS.GRIDMAN』では「夢・想」、『SSSS.DYNAZENON』では「思い出した記憶って、なに?」という回がいわゆる「実相寺演出」っぽさのある不思議回で大好きです。
なにせウルトラマンティガの「花」という回が大好き人間なので……
そうやって2作品を見終わったうえで『グリッドマンユニバース』を見るとですね……もう本当に最高なんですよ……
前菜から焼き肉が出てきてハンバーグ唐揚げとんかつラーメンと次々出されて〆にカニ鍋まで出てくるような作品だから、TVアニメ2作見たなら絶対に見てほしい……
◆作品リンク
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○『アークナイツ』
アークソツライ。
なのに見ちゃう、そんな魅力を持った作品。
スタジオカラー作品かな?ってくらい1話から専門用語をガンガン使いますし、元はゲームのため膨大なテキスト量を誇る作品なのでアニメとして収めるための尺感が早く感じるかもしれません。
が、それでも見ることが出来るのはひとえに空気感の良さがあるから。
今回空気感って言葉使いすぎてるな。
もっと分かりやすい表現を編み出せたら修正しておきます。
この作品もアニメ的なデフォルメ要素がないリアリティ重視の作風で、テーマも重い。
この物語が中国から発信されたことも、ある意味重い。
非感染者と感染者の対立、その背後にある国家間の対立、ヴィランとして描かれる存在たちがなぜそうなったのか……軽く抜粋しただけでもだいぶ胃もたれしそうな重さ。
こんな重さなのに見続けられるのは、それでもと進み続ける意思を書き続ける作品だからだと思います。
そういうストーリー面の良さを十二分に引き出しているのが丁寧な作画やキャラクターの魅力。
戦闘シーンの迫力も素晴らしいですし、声優陣も豪華。
今まさに放送されている3期(焔燼曙明/RISE FROM EMBER)では山寺宏一と大塚芳忠の掛け合いとかいう洋画か?っていう場面もあり、総合力の高いアニメです。
とはいえ最初にも書きましたが専門用語や世界観の深さがとっつきにくさを生んでしまっている可能性もあるのかなと。
それについてはdアニメのニコニコ動画支店が便利です。
有識者による解説コメントが定期的にあるので、2周目でコメントONにすれば背景が分かりやすくなると思います。
まあネタバレコメもたまにあるのでそこをどう捉えるか次第ですが。
合う場合はとことん合うタイプの作品なので、まずは1期(黎明前奏/PRELUDE TO DAWN)1話を試しに見てみることをおすすめします。
◆作品リンク
※表示は3期のやつですが遷移先で「シーズン1」を選べば最初から見れます
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○『葬送のフリーレン』
近年のファンタジー作品で屈指の作品ですね。
「魔王を討伐した後」から始まる物語という、意外と類型が思いつかない始まり。
いやまあ『えんどろ~!』とかあるんで世界初、ってわけではないけども。
この作品も空気k……便利に使いすぎてるのでもう少し深く書くと、この作品の場合は音楽と映像の調和がすごくよく、その調和を「空気感が良い」と受け取ってるんだと思います。
音楽担当は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『鎌倉殿の13人』などの名作・大作に抜擢され名を挙げているEvan Call。
氏の作る壮大かつ心に残る美しい旋律と、「人間と時間間隔が全く異なるエルフ」が主人公のストーリー、そして一般的な中近世イメージの風景がしっかり繋がり合い、素敵な作品になっています。
またこれまで紹介した作品と異なり、割とアニメ的なデフォルメギャグや明確なコミカルシーンも多いので、ある意味アニメ初心者にもおすすめしやすいんですが、そのようなコミカルさと同居しているのが「人間と時間間隔が全く異なるエルフ」が生む切ないストーリー。
切ないというと若干違うかな?とも思うんですが、「人間と時間間隔が全く異なるエルフ」なので、魔王を倒したときの仲間はほとんど天に召されています。
かつての仲間、ハイターから託されたフェルンという少女・同じくかつての仲間、アイゼンから託されたシュタルクという青年と共に旅をする中で出てくる前パーティーとの回想。
回想の時間軸と今のパーティーの時間軸が交差する作風が独自の味わいを作っているんだと思います。
ちなみに過去と今の対比だとやっぱりゾルトラークの回が、この作品の魅力を分かりやすく伝えてくれる回で好きですね。
音楽と映像、その結末に至るストーリーを含めて総合して打点の高い回だと思います。
折しも2026年の1月から新クールが始まる『葬送のフリーレン』、長期休暇中に一気見して新クール放送の際は毎週の楽しみを増やしてみるのも良いんじゃないかなって思います。
◆作品リンク
○『まちカドまぞく』
今回紹介する中では一番アニメ的なギャグの多い作品。
というかギャグメインの作品の中でも屈指のテンポの良さで、あっという間に1話が終わるレベル。
ギャグメインのいわゆる「日常系」なのですが、実は背景の設定代わりと重め。
メインキャラが「魔族」と「魔法少女」の組み合わせであり、対立陣営がなぜか仲良くなるというはじまり。
主人公・シャミ子の秘密や時折見える世界の背景が、ただのハイテンポギャグアニメではない味わいを生んでいるのがこの作品。
とはいえ基本は普通にゲラゲラ笑いながら見ることが出来る作品なので、ぜひ気軽に見てほしいなと思います。
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■ドラマ
○『TRICK』
ここまではアニメでしたが、ここからは実写。
Q.仲間由紀恵の代表作と言えば?
A.ごくせん
と答えず
A.TRICK
という人、おめでとうございます。
立派なオタクになれる可能性が高いです。
そのくらいサブカル度の高い、というか深夜ドラマ枠伝説レベルの作品です。
今では超有名俳優・女優である仲間由紀恵と阿部寛の凹凸コンビによる超能力ミステリーです。
超能力ミステリーです(念押し)。
なんなら生瀬勝久さんも出ています。
キャラ濃すぎる警察・矢部として。
だからよく『ごくせん』と混ざるんですよね。
仲間由紀恵演じるは売れないマジシャン・山田、阿部寛は天才物理学者・上田。
ミステリーモノって基本役割があって、事件やヒントを持ってくるいわゆるワトソン役と、事件を推理し解決するシャーロック・ホームズ役。
普通に考えれば山田がワトソンで上田がシャーロックですが、この作品はまずそこをずらしているのが面白い。
そして一度種明かしを受けると「なるほど~!」となるようなトリックの作り方も面白い。
なのでまず単純にミステリーモノとしても面白い。
ですがこの作品の肝は「TRICKと1発で分かる独特の味」だと思ってます。
ギャグセンスあふれるセリフ回しや演出、出演者全員の演技、そして「まさにTRICK」となる効果音の使い方も作品独特の味を出しています。
Twitterやってる人なら金曜ロードショーでナウシカやるときに「何度目だナウシカ」という画像が回ってくることもあるかと思いますが、あの元ネタもこの作品です。
ほぼ風物詩になっているくらいの作品ですし、画像は見たことあるけど元ネタは知らない……って人はぜひ見てみることをおすすめします。
というかこの紹介文を書くために1期最初の「ビッグマザー」編を見てたんですが、この話でだいたいのTRICKの魅力が分かるなと改めて気づきましたね、オチ含めて。
なので合うかどうか気になる人はとりあえず1期1~3話を見れば合うかどうかが分かると思います。
そこで合えばもう安心、TVシリーズは全3期ありTVスペシャルは4つ、映画も4つあるという供給量の暴力に溺れることができますので。
個人的にはTVシリーズ2期の「サイ・トレイラー」の回がオチを含めて本当に好き。
TRICK愛好家によって好きな回がそれぞれ異なるくらいそれぞれのエピソードに魅力があるこの作品、ぜひあなたの推しエピソードを探してみてください。
◆作品リンク
ということで一旦書き出し切りました。
が、追加できる作品が増えたらまた更新します。
だって「鬼滅」とか「まどマギ」とかありますし。
ちなみに紹介していない理由について、鬼滅は煉獄さんが負けてないところまでしか見れてない、まどマギはTVシリーズを劇場総集編でしか見れてないってことなので、最後まで見れたらたぶん追記します。
長期休暇があるタイミングくらいにまた更新できればと思いますので、よかったらまた来てくださいね。










