こんばんは、ぎらりょうです。
普段の読者さんには新しい話と思いますが、
私、ゲーム内の架空の馬で、泣きました。
普段の記事を知っている方は？？
ってなるかもしれないですね。
自分でも驚いた経験を何かに残したいと思い
今回ブログを書こうと思ったわけです。
話を始める前に、ふたつご説明を。
ひとつはニュイ・ソシエールという
Vtuberについて。
最初はレース数空くなさそうだしサクサク進むんじゃないかと！！バクシンオーくんのデビュー戦もあるぞ！！
— ニュイ・ソシエール🎃 (@Nui_Sociere) 2020年3月5日
【WinningPost8 2017】新世代開始！！チチデカイザーは海外へ！！【にじさんじ】 https://t.co/E31cRz9JVx pic.twitter.com/EyJ9LSHvJr
ヴァーチャルという架空(ここ大激論点)の
キャラクターがゲームの配信をする生放送が
数年で一気に盛り上がりを見せています。
その中で大型グループ「にじさんじ」の
メンバーの一人であるのが今回の主人公、
ニュイ・ソシエール(以下ニュイ)。
人を惑わす魔女という事前情報から放たれた
競馬と格闘技とお酒と最近麻雀を嗜む
おっｓオジ様エッセンス入りの
楽しいお姉さんです。
そんな方が全力で楽しんでいるのが
この話の舞台、「ウイニングポスト」。
無双シリーズなどで有名なゲーム会社の
コーエーより発売された馬主体験ゲーム。
史実の競走馬たちとオリジナルの馬を競わせ
何世代にもわたり勝利を目指すゲームです。
そんなある意味“フィクション”が融合した
実況生放送で、僕は泣きました。
ニュイのウイニングポスト生放送、
一言で言えば色んな意味で面白いんです。
【WinningPost8 2017】新世代たちの爆走を見よ！～マナイタ秋華賞～【にじさんじ】
まず大きいのはニュイの入れ込み度。
ニュイが育成する馬は基本的にオリジナル。
たまに史実馬モデルの馬もいますが、
基本は史実にはいない馬です。
そしてそんな馬たちがレースで走るのを
本当に心の底から楽しむニュイ。
味気なく言えば乱数の結果を見るゲーム。
そんなゲームにおいて心の底から
応援していると感じさせてくれることで
見てる側も引き込まれます。
その面白さを引き立てるのがリスナー。
タイミングに合い面白さを最大限に引き出す
ノリで様々な面白いコメントが配信中は
ずっと流れ続けます。
それをニュイも素晴らしく料理し、
配信の盛り上がりを支えます。
ちょっと横道にそれたようですが、
ここまでの話がこれからに繋がります。
さて本題。
このウイニングポスト配信、
数々の名馬や名勝負が生まれ、
その度リスナーに大きな感動を与えました。
そんなシリーズの中で、
恐らく一番かわいがられた馬がいます。
その名は“マナイタ”。
……何その名前。
多分知らない方はそう思いますよね。
実況者のニュイを見ると分かりますが、
∇Youtube→https://t.co/Gu8nP4cmLc …
— ニュイ・ソシエール🎃 (@Nui_Sociere) June 26, 2019
∇マシュマロ→https://t.co/lc6NbcGeUI
∇ファンアート→#ソシ絵ール
（配信で使用することがあります）
∇ファンアート(R18)→#ふーんウィッチじゃん
∇配信タグ→#にゅらいぶ
∇ファンタグ→#ニュイの大釜
∇ファンマーク→🎃 pic.twitter.com/5KXoV3y0jn
でっかいですね。
そこで「デカい・キレイ・ちっちゃい」の
三種類の系統を作ろう！
そんな決意からコンセプトに合わせた
名前が付けられました。
ちなみにマナイタは「ちっちゃい」系統。
意味は……はい。
そのドストレートな名前はもちろん
無名(名はある)のコメント主の発案から。
一目見たニュイは「クロフネ(史実馬)」
じゃん！と大喜び、
そのまま名前となりました。
そんなマナイタ、デビュー戦から持ち前の
スピードを持って大差の勝利。
初戦からニュイとリスナーの心を掴みます。
しかし、ある弱点が見つかります。
それは……
“おバカ”。
ゲーム内のステータスに「賢さ」という
パラメーターがあるんですが、そこが悲しみ。
と性能だけ見ればちょっと残念なんですが、
これでニュイとリスナーの保護欲が最高潮。
牧場で歩いているだけでも可愛いと言われ、
レース前になるとコメント欄で
「たのしー！」
「がんばるぞー！」
と完全にアホの子として愛されキャラに。
賢さを上げようと花壇施設を建設しても
「おはなー」
「きれー」
と言われる始末。
ちなみに賢さが低いと馬群に突撃、
埋まって勝てなくなるために特別な理論が。
その名も「アホアホ先行理論」。
後ろにいると馬に突っ込んじゃうので
最初っから前を走ろう！という作戦。
これがまた功を奏し、勝てるときは
圧倒的な力を持って勝利。
そしてコメント欄にあふれる
「わーい」
というコメントたち。
負けちゃったときも
「まけたー」
「くやしー」
「つかれたー」
ととにかくコメント欄の空気が浄化される
本当に稀有な存在だったマナイタ。
マナイタが画面に出るだけで面白く、
そして空気がほっこりする。
でもレースでは素晴らしいスピードで
みんなを魅了する。
そんなギャップも含め、本当に愛された子。
そんな彼女にもいよいよ引退の時期が。
【WinningPost8 2017】1992年スタート！！！～91年末命名大喜利もあるよ～【にじさんじ】
ゲーム内年末のイベントで引退馬の選択。
他の馬達と共に引退となったマナイタ。
それぞれの思い出や戦績を振り返る時、
急に。
本当に。
とてつもなく寂しい感情に包まれました。
次第に目に水分が溜まり、零れ流れました。
そんな中コメントに打った
「どうしよう、泣けてきた。」
という自分のコメント。
それを拾ったニュイの声も震えていました。
同時にコメント欄でも悲しみの声。
気付いたらハンカチを手放すことができない
くらいボロボロ泣いてしまいました。
ゲームの中の、乱数が見せた結果。
ですがそこに、たしかにいました。
圧倒的なスピードでぶっちぎり。
圧倒的な愛され方でみんなを幸せにし。
そして、最後まで愛された一頭の馬。
フィクションから生まれたリアル。
“マナイタ”という馬のことを、
僕はずっと覚えていることでしょう。
最後に、配信サムネでも使用された
この絵を紹介し締めたいと思います。
「マナイタ今日も元気だね」全然関係ない絵ですが、
— すふ。ーん (@tamakakama2018) January 24, 2020
ニュイちゃん！10万人おめでとうございます！
#ソシ絵ール pic.twitter.com/Ze2kjpoEx4
マナイタ、そしてニュイ・ソシエールさん。
本当に、ありがとう。
