ゆっくり監督ギラヴァンツPの徒然にっき。

ぎらりょうの楽屋にっき。

ニコニコ動画で投稿中、【ゆっくり監督はギラヴァンツを有名にしたい】の投稿者が動画作成の裏話から好きな話まで何でも徒然なときに綴ります。

【ギラヴァンツ北九州観戦記】我慢強く待つということ。【2021J2リーグ第9節レノファ山口FC戦】

こんにちは、ぎらりょうです。

お久しぶりのホームゲーム。

今日もおんどるさんの牛めしを食べて、いざ応援。

 

結果は、引き分けでした。

痛い。

こういうことを書くと怒られが発生するかもしれませんが、今期の降格枠が4枠ということもあり、私たち北九州か山口さん、どちらかが降格枠になってしまう可能性が高まった試合でもあると思いました。

全体的に迫力が戻らない北九州、新しいサッカーに順応する過程の山口。

どちらが先にこのトンネルを抜けるかが今後のカギになると感じる試合となりました。

まあこんなことを言っておいて両チームとも残留してぎらりょうの見る目がないな!となることを願いますが。

 

ちょっとマイナスな感じで入ってしまいましたが、試合自体は白熱したものになりました。

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前節大敗を喫した北九州、そして昨年同じように大敗を喫した山口がこの試合の相手。

前節の二の舞は避けたい北九州、試合開始から今まで以上のハードワークを見せます。

対する山口も決して焦らず、機を見て北九州ゴールに迫ります。

 

そこからペースを握ったのは北九州。

スタメンを大幅にいじった北九州ですが、これが効果的でした。

DF河野のロングフィードやSB乾の攻撃的な姿勢が全体を押し上げます。

このことでこれまで片方の武器となっていたSB生駒サイドの攻撃も有効性が出ました。

左右のバランスが良くなったことでボールを握る時間が増えました。

 

しかしここからが課題。

「決定機」をなかなか作ることができない。

今、北九州が苦戦しているのはまさにこのポイント。

このことで優位に立つことができないのです。

 

そうしている間に後半。

山口が動きます。

一気に選手を3枚変え、このことがトリガーでした。

ボールをカットすると一気にスピードを上げて北九州のゴールに迫ります。

が、このプレーを何とか抑えます。

結果的にこのプレーで仕留めきれなかったことが、山口が引き分けた要因だったと思います。

 

しかし、このプレーから山口がペースを握り始めます。

徐々に防戦を強いられる北九州。

今までの北九州であれば、ここで耐えきれずに失点してしまうことがよくありました。

なので試合中はこのまま勝ち点1をもぎ取ってほしい、そう思ってしまいました。

 

ですが、ここからがこれまでと違う北九州となりました。

山口の猛攻を耐えきった後、ここから北九州がもう一度攻勢に出ます。

この攻撃においてゴールの枠内にシュートが飛ぶ決定機を2度3度と作ります。

 

これまでには見ることができなかった反撃を見せたうえでの試合終了。

会場全体から拍手が沸く終わりとなりました。

 

結果的には今期の残留争いに巻き込まれることが見えてきましたが、それでも実は希望も見え始めた一戦だったのではないかと思うのです。

大きく分けると3つ。

 

乾や河野など新しく計算できる戦力が馴染み始めたこと。

これまでよりも決定機を作ることができたこと。

試合終盤になっても流れを取り戻すことができたこと。

 

この3つの要素は今後の北九州を明るく照らす材料になりえると思います。

特に決定機を作ることができたのは大きい。

あとは決定機を作る回数を増やせば、その中からゴールを奪う可能性も増える。

ゴールを奪えるなら、試合を優位に進めることができる。

ものすごく基本的なことですが、そのスタートラインに立ったことが大きいと思います。

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試合後の監督インタビューでも話が出ましたが、今チームは大きな歯車が回る直前の状態にあると監督自身が感じていると話されていました。

小林監督ほどの経験値を持つ監督がトンネルの出口が見えてきたんだと実感しているのは本当に大きい。

その片鱗は実際にこの試合で見ることができたと思います。

だからこそ、我慢強く待つことが重要なんだと感じます。

芽は出始めた。

それを管理する人は経験豊富。

花を咲かせるまではもう少しかかるかもしれない。

それでも、待てると思わせる試合を今回は見せてくれました。

だから、あとは待つだけとぎらりょうは思います。

 

ここまで試合内容について書きましたが、今日は試合外のこともちょっち書こうかと。

まずは平日夜開催にもかかわらず大挙してやってきた山口サポーター。

なかなか盛り上がりづらい平日ナイターゲームが熱くなったのは間違いなく山口サポーターの熱量も関係していると思いました。

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それと山口サポーターの姿勢。

選手が倒れてうずくまる場面はよくありますが、その選手が立ち上がった時に敵味方関係なく拍手をしていたのが山口サポーター。

ピッチ上の選手に対するリスペクトを感じて凄くいいなと思いました。

 

もうひとつが恐らく会社全体で動員されたと思われるサラリーマンの集団。

仕事終わりの疲れているであろう状況、それでも、特に終盤は、プレーの一挙手一投足に歓声が沸いたのが嬉しかった。

そうさせたのは、間違いなくピッチ上の選手たちによるパフォーマンス。

彼らの頑張りはしっかり届くんだという嬉しさが沸く一幕でした。

 

最後になりますが、今回書いた内容で一つひっくり返そうかと(ライブ感)。

今の北九州に必要なのは我慢、と書きましたけどそれじゃワクワクしないよなと。

なので捉え方を変えようかと。

あれです、必殺技を出す前のタメ。

これが今の状態です。

そのタメもカッコいいじゃないですか。

そしてその後に訪れる大爆発。

凄くすっきりしますよね。

絶対その瞬間は訪れます。

だからもうちょい待ちましょう。

たぶんそのくらいの楽観視でいいんだと思います。

 

次はアウェイ岡山、そしてホーム松本戦。

このどちらで開花するかは分かりませんけど、その時を期待して待ちましょう。

 

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