こんにちは、ぎらりょうです。
みなさんはゾンビランドサガを知っていますか?
知らない?
ならまずはこちらの記事前半を見てください。
そして何かしら刺さればそのまま見ましょう。
きっと後悔しないはず。
1期見たよって方、一緒に2期1話の感想を思い浮かべましょう。
今回も絶対面白い。
そんな期待にあふれる1話だったと思います。
というところでここからはネタバレ解禁。
見てない方はアマプラだと見られます。(2021年4月10日現在)
それでは、さっそく振り返っていきたいと思います。
【以降ネタバレ】
不穏……………………………………
僕が見た感想第一はこれでした。
「時間がない」ことで打ちひしがれていた幸太郎。
そう、彼女たちは”ただ生き返ったのではない”。
”ゾンビとして”生き返ったのです。
デフォルメされたデザインで忘れがちですが、彼女たちは幸太郎のメイクがないと死体同然。
死体って、時間がたてば腐乱しますよね。
フランシュシュって名前のように。
つまり”タイムリミットがある”ということをこの1話から出してきたのです。
意外や意外。
僕はゾンビとして生き返ったという設定の辛い面が1話から出たことにびっくりしました。
もうちょい引っ張るものかと。
そんな背景を理解したうえでのこの話。
時間がないことを分かっているからこそ焦ってスタジアムライブを決行。
そして大失敗。
そのことで自棄になった幸太郎。
あの酒代どこから出したんだろうね。
ゆうぎり姉さんの見せに間違って入った時のやり取り、1期のようにビンタで目覚めさせるのかと思ったけど予想は外れ。
ゆうぎり姉さん、復活するって確信しているときはビンタするけど、そう思えないときは隣にそっと佇んでくれるのかな。
なかなか印象的なシーンでした。
そしてスタジアムライブでの失敗から立ち直るため、初出演したライブハウスで1周年ライブ。
ですが当日になっても幸太郎は復活せず。
最初に話したタイムリミットのことを考えると仕方ないかなと理解。
ですがさくらの喝、そして声のいいバーのマスターからの言葉が彼を復活させました。
客層も変わり、受け入れられないフランシュシュの面々。
そんな失敗が見えるライブ終盤に帰ってくる彼。
彼と古参ファンのアンコールと乱闘。
そして披露される新曲。
ゾンビランドサガのカオスっぷりが帰ってきた!
といったところで1話終了。
1話を丸々使って巽幸太郎という人物の挫折と復活を描いた今作のスタート。
最後は期待を膨らませてくれる終わりでしたが、やはり気になるのは”タイムリミット”。
このアニメ、カオスギャグの面が強いですけど1期8話のような白眉の感動回もできる作品なんですよね。
てなると、この作品の終わりはやはり彼女たちとの別れなのか。
それとも別の道が生まれるのか。
おそらく今後のテーマとなる”タイムリミット”を出してきた2期1話。
彼女たちの行く末を見逃せないと思わせる最高の出だしでした。
さてここからは他に気になったポイントを。
まずは原付でどこかに向かう愛ちゃん。
ナンバープレートに「唐津市」とあったのでユーリ!!! on ICEとは別世界の模様。
そして心臓が止まりかけた「巽 三子」の文字。
え?????????????って一瞬頭がパニック。
そのあとの展開で理由は分かったけれど、さくらだけじゃなく愛ちゃんも幸太郎とつながりが!?となったシーンでした。
そしてOPの社歌。
後で分かったことですけど、このためにわざわざ作った歌とのこと。
今作も気合いの入れ方がいいですねぇ。
そしてタイトルと美しい唐津の風景。
次にフランシュシュの面々が働く光景。
このタイミングではなんで働いているのか全く見当もつかず。
そのあと映る見慣れた光景。
J1・サガン鳥栖のホームスタジアムですね。
Jリーグサポーターであるぎらりょうは早速興奮してました。
そこでのライブという情報。
え、もう出てくるの!?
と思ったら大失敗の図。
そして大赤字。
だから彼女たちが働くことになったわけですね。
そこからの幸太郎自暴自棄モード。
佐〇河内かRevo閣下か?て感じの長髪幸太郎さん。
取り乱した理由は後半に分かるとはいえ、何があったんじゃとなる姿。
そんな幸太郎を見捨てず、何か事情があるのだろうと考えるフランシュシュの面々。
幸太郎の部屋に侵入するも手掛かりなし。
それでもデモテープを見つけ、彼を信じると意見を一致させた彼女たち。
1期の功績があるからとはいえ、本当に慕われてるんだなぁ幸太郎といういい場面。
そしてあの声がいいマスターがいるバー、佐賀市にあるんですねという発見。
そのマスターがフランシュシュとよく間違える「サガントシュ」。
まあ絶対サガン鳥栖のもじりですよねありがとうございますごちそうさまでした。
そんなマスターが話す内容がまあ最近のサガン鳥栖にピッタリ。
でも幸か不幸か今シーズンのサガン鳥栖は絶好調です。
そんなサガン鳥栖のように、このアニメも絶好調を最後まで保ってほしいところ。
そしてライブシーン。
1期よりもさらにCGとアニメーションの境目が自然になっており、クオリティがあがっていることを実感できました。
そしてアイドルモノアニメなのになぜか入る戦闘シーン。
古参のおっさんたち強すぎて草。
そしてなぜかヌルヌル動く作画。
進撃の巨人や呪術廻戦を作ったMAPPAだからこそできたシーンなのかも。
そんな戦闘シーンとライブシーンが交錯するカオスの果てにライブ終了。
最初はブーイングだった客席がわずかに拍手が起こるまで逆転。
ここから”リベンジ”が始まるという流れ、大好きです。
そしてここまで書いて気づいた、駅前不動産スタジアム、愛ちゃんの因縁の場所じゃないっけかということを。
意外にもスルーなのか、これから描写されるのか、すでに乗り越えているから問題ないということなのか。
まあ色々と考えることが多かった1話でしたが、満足という評価は変わらず。
というか「リベンジ」と名を打ち、その1話で早速大挫折が描かれたことから考えると2期の最終話は駅前不動産スタジアムが舞台になるのでは……??
そんなJリーグサポーターとしての期待も膨らみました。
彼女たちがどんな活躍をするのか、タイムリミットの話がどう絡んでくるのか、様々なことが期待できることにありがたや。
全話見終わって大絶賛の嵐が巻き起こる作品になることを願いつつ、今回は終わりにしたいと思います。
ではまた!