こんにちは、ぎらりょうです。
タイトル通り、君は佐賀の星、ゾンビランドサガを見ましたか?
見たことないって方。
これから書いていくキーワードでピンときたらぜひ見てください。
見たよって方。
記事後半に書くぎらりょうの感想を見てあの作品の熱を思い出しましょう。
というのも知ってる人は知っている。
この作品、先日より2期が放送開始したフレッシュな作品でもあります。
だからひとりでも多くこの沼に沈mいい作品を知ってほしいという気持ちでこの記事を書いています。
なので早速この作品を紹介。
ゾンビランドサガという作品、一言で言えば「ハートフルカオスギャグゾンビアイドル佐賀ご当地アニメ」です。うんカオス。
もちょっと簡潔に言えば「笑いあり、涙ありのゾンビアイドル佐賀ご当地アニメ」です。
うん、ゾンビなんです。このアニメ。
主人公含め、アイドルの7人はみんなゾンビ。
そんなゾンビが佐賀を救うためにアイドルやります。
?????????????
まあこの反応になるのが普通です。
でも本当に上にあげた要素が全部入ってます。
特に序盤はギャグ多めカオス多めの回が続きます。
でもその後の話では涙を誘う回も出てきます。信じられませんが。
そしてしっかりまとまって1期が終わります。マジです。
そんなアニメ、自分の目で見てみませんか?
是非この機会に見ましょう。
そしてあなたも佐賀の虜になりましょう。
■Amazon1話リンク
ではここまでが前半の紹介パート。
ここからはすでに見た人向けの感想パート。
もちろんネタバレも含みますので未見の方はここで一旦ブラウザバック。
そして全話見てからぜひ戻ってきてください。
あ、これだけ言わせて。
8話を見てください。
では。
まずはじめに1個自慢していいですか?
ゾンビランドサガを1話見たときに、「このアニメ絶対泣き要素くるわ」と予期していました。
当てました。
やりぃ。
というのもED曲『光りへ』。
アニメの内容と打って変わっての合唱曲。
この歌詞がすごく「別れ」を表現していたんですね。
だから絶対ギャグの後に感動がくる、と思ってました。
そしてそんなぎらりょうにクリティカルヒットしたのが、8話。
星川リリィの回ですね。
もう個人的には伝説の回です。
この回、本当に白眉の出来でしたね。
場面はある建設会社。
でっかいリリィパピー登場から天気予報は雨。
ある理由からTVを避けるため外に出るパピー。
そしてCMで流れるドラ鳥。
この出だしがラストに向けて完璧なロングパス。
ライブ会場に来るリリィパピー。
そこで会ったのは死んだ子どもそっくりのアイドル、リリィ。
想いを抑えきれず肩を掴むリリィパピー。
もちろん本当は親子なんですが、そんなことは明かせず。
そしてリリィから衝撃の告白。
ギャグ風味に描かれる死因とまさお。
うん、まさお。
こんな感じで終始ギャグ風味に描かれる前半。
これが後半の布石でした。
後半始まって明かされるリリィパピー側の視点。
子役として大ブレイクし、リリィパピーがマネージャーに。
しかし、だんだんと子どものことが見えなくなっていく。
リリィの死因がひげが生えたことの心的ショックというのは、疲労困憊の様子をカモフラージュするためのものだと思います。
死んだ本人には見えていなかった顔色の変化。
残されたリリィパピーには頭にこびりついていたのでしょう。
リリィパピーの視点で見れば明らかに過労、決定打が心的ショックなだけでした。
このことで自責の念がリリィパピーを支配し、そしてふさぎこんでいきます。
過労の原因となったTVを壊し、そして見ることができなくなってしまいます。
本当はTVが大好きだったのに。
そんな両方の視点が描かれた後にファンとの交流会、そこで再びリリィの前に姿を現したパピー。
彼からは怖がらせたお詫びにもう近づかないという宣言。
Tシャツを買って会場を後に。
ここのパピーの心境を思うだけでも涙が。
さくらに初めて悲しみを現すリリィ。
そしてフランシュシュのメンバーは幸太郎に一つのお願いをします。
その願いを受け入れた幸太郎、始まる練習の日々。
そして、ライブ当日。
事務所に入っていたチラシからもう一度リリィの前に姿を現すパピー。
そして披露される新曲『To my Dearest』。
この歌詞・演出が完璧でした。
語りのような歌詞はリズムでは収まらない、リリィが言いたかったことをそのまま落とし込んだものなのかなと想像。
そして高クオリティのダンスと、間奏での本当の語りパート。
語りのセリフが涙を誘います。
一番キたのは、「大好きだよ!」というセリフ。
声優さんの力というのが十分に伝わってくる心からのセリフ。
このセリフに心を動かされて涙が流れますが、ここから本番。
まずは特殊ED。
このアニメは特殊EDの使い方が上手い。
そして大サビでリリィとパピーの日常回想。
もう無理、涙腺が耐えられない。
死因はつらいものでしたが、確かにそこには家族としての絆がありました。
そして歌い終わって大団円。
かと思ったらここからCパート。
ここが神。
OPのパートと同じパピーの職場。
普段は事務所から出るパピーがそのまま事務所でお昼。
びっくりする若手と全てを知っているのか、優しい顔で微笑む上長。
TVから流れるのは佐賀全域が晴れ予報になった天気予報
そしてフランシュシュが主演を務めるドラ鳥のCM。
最後にアップで映るリリィ。
優しい顔をしたパピーとフェードアウトしていくCM。
最初に聞いたときは中毒性が高い音楽だなwくらいのCMがこの演出で化けました。
本当に始めから終わりまですべて完璧、それでいて死別という重いテーマを扱いつつもしんみりと終わるんじゃなく、希望を持った終わり方をしたというのが本当に素晴らしい回でした。
もう本当にこの回が大好きで、今回の記事書いた理由も99%この回の感想を書きたかったからですね。
もちろん他にもアイドルとして折れかけた愛ちゃんをアイドルの先輩として導く純子ちゃんカッコいいとか、生前のマブダチの悲しみをゾンビという状態を生かして吹っ飛ばしたサキちゃん、記憶を取り戻したはいいものの、実は超ネガティブ思考だったさくらがみんなの協力の元成長する最終話など、話そうと思えばいくらでも語りたいのですが、今回の記事を書くのに8話しか見返してないので一旦はここまで。
もちろんまた見返して、その上で追記をしようかと思っています。
うる覚えで書いてもなかなか生の感想は書けないなと思うので。
そしてこの記事を見た方は知っているかと思いますが、この記事を書いた今現在(2021年春アニメ)ゾンビランドサガの2期、ゾンビランドサガリベンジが放送中です。
1話に関しては早速感想記事を書いています。
1話を見たらぜひともこちらも見ていただけると嬉しいです。
では、今回はここまで。
また次の作品でお会いしましょう!(現在『宇宙よりも遠い場所』を視聴中)
■音楽
・ゾンビランドサガ フランシュシュ The Best/フランシュシュ
・ゾンビランドサガ オリジナルサウンドトラックス/高梨康治・Funta7
■円盤
サムネイル画像
©ゾンビランドサガ製作委員会