こんにちは、ぎらりょうです。
観戦日記、とんでもなくお久しぶりですね。
プライベートで諸事情あってのことだったんですが、それでも試合は毎試合見ておりました。
……はい、見続けました……(; ・`д・´)
やはり連勝というものはいつか終わるもの。
それでもあがき、そしてレベルアップする絵が見えるからこそ、応援したくなるもの。
そういうことで今回は(もじゃないか?とか言わないで)特別編。
ホームジェフユナイテッド千葉戦から最新のザスパクサツ群馬戦まで、全試合をかいつまんで振り返り、感じたことなどをつれづれ書いていこうかと思います。
- 1.最高の得点力を発揮したジェフユナイテッド千葉戦
- 2.連勝の終わり、決定的な対策をされた栃木SC戦
- 3.完全にやられてしまったヴァンフォーレ甲府戦
- 4.自信を取り戻す愛媛FC戦
- 5.2つのサプライズが演出したアルビレックス新潟戦
- 6.再び守護神の大活躍が光ったモンテディオ山形戦
- 7.悪夢の3失点再び、水戸ホーリーホック戦
- 8.得点が遠く、東京ヴェルディ戦
- 9.最後の一歩が出なかった引き分け、町田ゼルビア戦
- 10.悔しい思い、アビスパ福岡戦
- 11.守備に改善の道筋が見えた、ザスパクサツ群馬戦
- 12.連勝終了からここまでのふりかえり、そして展望
1.最高の得点力を発揮したジェフユナイテッド千葉戦
まず最初の試合は連勝の最後を飾ったホームジェフユナイテッド千葉戦。
この試合、相手の千葉さんには強力な助っ人選手も多く、苦戦を強いられるという予想をしていました。
そしてそんな予想を大幅に覆したのがこの試合の前半です。
実際に先制点も奪われ、その予想が的中したと思われました。
しかし、ここから北九州劇場の開幕。
まず口火を切ったのは北九州の至宝、髙橋大悟。
味方選手のヘディングパスを収め、ゴール左隅に正確なキック。
相手GKは元川崎フロンターレでカップ戦MVPの経験もあるベテラン新井章太選手でしたが、その鉄壁を超えたコントロールシュートがネットを揺らしました。
そしてここから怒涛のゴールラッシュ。
髙橋大悟のゴールから10分もたたないうちにお次は新垣貴之。
右サイドから崩し、町野選手がうまくつぶれ、そこで残したボールを新垣選手の左足一閃。
綺麗な展開で追加点を奪います。
最後を飾ったのは”レレ”ディサロ燦シルヴァーノ。
裏抜けのボールをしっかり収め、そして右足のシュートがゴールに突き刺さりました。
簡単に決めたように見えますが、その背景にはとてつもない努力が積み重なった結晶なのだと思います。
このようなゴールラッシュで戦意を挫いた……と思っていましたが流石にそれは甘かった。
千葉の監督はあのユンジョンファン。
後半からギアを入れなおした千葉の猛攻に後半はさらされます。
そしてついに耐え切れず失点。
それでも同点までは許さず、3-2で勝利。
勝利という結果、そして短時間での3ゴールという最高の結果と、後半の戦い方の課題が出る両方の面がはっきり見えた試合となりました。
2.連勝の終わり、決定的な対策をされた栃木SC戦
前節までで破竹の9連勝。
(この段階での)九州チームによる連勝記録を塗り替えた素晴らしい結果がどこまで続くのか、とても楽しみにされたアウェイ栃木戦。
しかし、この試合はそんな期待とは裏腹に今後のギラヴァンツがたどる茨の道を示す試合となってしまいました。
まず一つの課題は北九州対策となる守備が完成してしまったこと。
栃木の守備はすさまじいゾーン守備であり、今までギリギリまで引き寄せてからその空いたスペースを有効に使う戦術を使っていたギラヴァンツにとって食いついてこない相手に対する崩しがなかなかできない状況が続きました。
闇雲にボールをつなげて仕掛けてもゾーンで守られていることで守備を崩すまでに行けず、そのままボールを刈られてしまいました。
そしてそんな状況に栃木のスーパーゴールが2つも続きます。
……いろんな人からスーパーゴールと言われたゴールがなぜこの試合で2つも炸裂するのかという理不尽には目を伏せつつ、0-2というスコアで苦しみます。
それでも、チームを救ったのは町野修斗と鈴木国友。
反撃は中央の鈴木選手に入ったボールをうまく町野選手に落とし、そして町野選手の右足が描いた放物線がゴールに吸い込まれました。
そして同点。
後方から左サイドにロングボール、それをヘディングで繋ぎ新垣選手がワンタッチで浮かし、浮いたボールを町野選手がヘディング、そのボールをダイレクトでゴールに突き刺したのは鈴木国友。
ワンタッチ4連続という速攻が栃木の固いディフェンスをこじ開け、同点に追いつきます。
しかし、逆転までは行けず。
連勝記録は「9」でストップとなりました。
3.完全にやられてしまったヴァンフォーレ甲府戦
連勝の終わり、それでも展開としては2点ビハインドの苦しい場面から同点に追いつくという形での終わりだったため全然やり直せる、そういう想定をしていました。
甘かった。
それを分からせさせられたのがこの甲府戦。
試合開始後すぐは前節の栃木と比べ守備がギラヴァンツの得意な形だ、これならいけるかもしれないという思いを持ちました。
しかし、そんな状況で失点。
そこから甲府の恐ろしさが分かります。
それは守備のON・OFFが上手いこと。
ハーフラインより前では強いプレスでボールを追いますが、ハーフラインを過ぎたら栃木で苦戦したゾーンディフェンス。
前線を抜けられず後ろに下げると一気にスイッチが入り、そこでボールを奪われます。
かといって無理に攻めてもボールを奪われます。
この結果、北九州側はかなり体力を消耗し、対して甲府側は体力に余裕を持ちつつ決めるところは全力を出すという効率がいいスタイルになってしまい、終わってみれば3失点無得点という完敗。
久しぶりの敗戦がこのような完敗になるとは流石に思っておらず、ショックも大きい試合となりました。
4.自信を取り戻す愛媛FC戦
前節の完敗という自信を失いかねない敗北を受け、どのような対策をするのか注目されたこの試合。
相手の愛媛FCはギラヴァンツ北九州相手にマンツーマンのミラーゲームを仕掛けてきました。
これまでのゾーンディフェンスよりも北九州が得意な形であり、選手たちも生き生きとした動きを見せてくれました。
しかしそれは北九州だけでなく愛媛にも同じことが言え、度々北九州ゴールに襲い掛かってきました。
そんな試合において勝負を決めたのは成長著しいSB、福森健太でした。
新垣選手のシュートを弾いたボール。
それを奪った福森選手はそのままゴールに向かって突進。
そしてGK含め複数の選手をひきつけライン際から中央にラストパス。
そのパスを受けた町野選手が落ち着いてワンタッチ。
とっさの反射力と技術力がそのボールをゴールに流し込み、決勝点。
町野選手の全体的な技術力もそうですが、あの場面でゴールに突進しそのうえで仕事を成し遂げた福森選手のファイトによる得点がこの勝負を決めました。
ギラヴァンツ北九州、1-0で勝利。
前節の悪夢を払拭する勝利となりました。
5.2つのサプライズが演出したアルビレックス新潟戦
前節の勝ちを再び伸ばしていきたいギラヴァンツ北九州ですが、この試合の相手は元J1でブラジル人選手を含め強力な戦力を持つ上位、アルビレックス新潟。
苦戦も予想されたこの試合ですが、素晴らしいサプライズがこの試合で発動します。
ひとつめのサプライズが先制点。
ゴールから少し遠めの位置でフリーキック。
國分選手や髙橋選手がボールに近づく中、最終的にボールを蹴ったのは前節闘志あふれるアシストを記録した福森選手。
彼の右足から放たれた放物線はポストに当たりゴールネットを揺らすという完璧なゴール。
Jリーグでは初得点だった福森選手、芸術的なフリーキックで先制点を奪います。
(この画像見ても分かる通り、本当に伏兵でした……w)
そしてもうひとつのサプライズは後半。
ゴール前でチャンスを作るも一度は弾かれますが北九州得意の前線で奪い返し、ここでディサロ選手が素晴らしい逆サイドへのクロス。
この先に待っていたのは福森選手と同じSBである野口選手。
彼らしく最後の最後まで集中したヘディングは逆サイドのゴールネットに飛び込みました。
これもJ初ゴール、野口選手の嬉しい得点で2-0とリードしました。
しかしただでは転ばないのがアルビレックス新潟。
ここから反撃が強まります。
特に本間至恩という才能が輝きを増していきます。
彼を起点にしたピンチは数知れず、ついには失点も許してしまいます。
しかし、最後の最後に立ちふさがったのは我らが守護神、永井選手。
素晴らしすぎるセーブを幾度となく見せ、最後まで守り抜き2-1で試合終了。
強豪相手に嬉しい勝利をあげました。
6.再び守護神の大活躍が光ったモンテディオ山形戦
愛媛・新潟と撃破し再び連勝を始めたギラヴァンツ北九州。
そんなチームと対するはまた元J1組、モンテディオ山形。
何より怖いのは昨年ギラヴァンツ北九州を優勝に導いた立役者、北川柊斗がいるという事実。
途中交代の鬼としてギラヴァンツサポーター誰もが感謝し畏怖する存在がベンチにいるという恐怖。
そんな相手に対して挨拶を飛ばした(隠喩)のは、ディサロ燦シルヴァーノ。
右サイドでボールを持ち、少し中に入ると遠目からシュート。
このボールの軌道が素晴らしく、そのままゴールネットを揺らしました。
早い段階での得点。
しかしこれが眠れる獅子を起こすこととなります。
ここからしばらくは山形のターン。
何度も決定的な場面を作られ、サポーターの心臓を消費していきます。
そんな状況で最後に立ちふさがったのは再び守護神永井。
前節の勢いそのままに山形怒涛の攻撃を弾いていきます。
そんな守護神の奮闘に答えたのは頼れるベテラン、岡村選手。
コーナーキックのクリアボールを國分選手が収めクロス、そのボールに迷わず飛び込んでのヘディングシュートは相手GKを超えゴールに突き刺さりました。
苦しい時間に奪った追加点、これがとどめとなり山形相手に2-0の勝利。
連勝を3と伸ばし、再びの旋風を予感させました。
7.悪夢の3失点再び、水戸ホーリーホック戦
9連勝の後に待ち受けていた苦しい期間、それを乗り越え再び連勝街道を築いていくと思われていたギラヴァンツ北九州。
ここに思わぬ伏兵が現れます。
開始早々ロングシュートからこぼれ球に詰めてくるという先制パンチで北九州に挨拶してきた水戸、これに出鼻をくじかれてしまったのが北九州。
GK永井選手の奮戦もありますが前半早々ゴールを許します。
翻って攻撃では苦手なゾーン守備に加え、北九州のSBに仕事をさせない、できないようにするような動きが仕込まれており、前に進むことすら難しい状況にさせられます。
そんな中前半の終わりに近づくにつれだんだんとリズムを取り戻し、福森選手のフリーキックなどの惜しいシーンも増えていきました。
このまま後半に持ち込めば、勝機は全然残っている。
そんな北九州サポーターの気持ちを粉砕したのが後半立ち上がり。
立て続けに2失点。
そして対策を完璧に練られた水戸の術中にはまり、結局ノーゴール。
ギラヴァンツ北九州、再度の連勝ストップとともに甲府戦を思い出す敗戦となりました。
8.得点が遠く、東京ヴェルディ戦
前節手痛い敗戦を喫したギラヴァンツ北九州、相手は前半戦では勝利を挙げた東京ヴェルディ。
しかしこの試合でもギラヴァンツ北九州への研究・対策に苦しめられます。
元々技術力が高いヴェルディによる理論的なアタックにGK永井選手を中心に何とか跳ね返しますが、肝心のチャンスを決めきれない状態。
そして決めきれないうちに先制点を献上、ますます苦しい状態となります。
なんとかチャンスを作ってゴールに襲い掛かりますが、それも相手守備陣に弾き返されます。
そんな相手に対して得点をするまでの時間が足りませんでした。
ギラヴァンツ北九州、失点こそ減ったものの2連敗となります。
9.最後の一歩が出なかった引き分け、町田ゼルビア戦
苦しい流れが続くギラヴァンツ北九州、そんな中相手の町田ゼルビアも苦しい状況。
この機会に勝って、そして運命の福岡ダービーに弾みをつけたい。
そんな想いで臨んだ一戦は幸先よく先制点を奪います。
相手の最終ラインを読みきった椿選手の裏抜け。
ここにぴったりのスルーパスが通り、後は決めきっただけ。
素晴らしい形で得点します。
ここで追加点を奪い、試合を決めに行く……ことができないのが悪い状況での北九州が陥っている苦しみなのでしょう。
そしてこのチームのコンセプトは「失点覚悟で得点力を高める」というもの。
つまり、得点ができないということは勝機も薄くなるということ。
追加点を奪い切れないうちにPKを献上してしまい、失点。
そして勝ち越し点を奪えず、引き分け。
チームが想像以上に苦しんでいることが浮き彫りになる引き分けとなりました。
10.悔しい思い、アビスパ福岡戦
チーム状況がなかなか上向かない中、ついにこの日が来てしまいました。
因縁渦巻く福岡ダービー。
しかもディサロが怪我、髙橋が累積で出場停止という厳しい状況。
それでもこの一戦だけは負けられない。
そんな意図が各所インタビューからも聞こえていました。
日に日に温まっていく各所、そして試合当日。
思いがけない形で試合は動きます。
前半始まってすぐ、福岡のクリアをここまで守備で奮戦してきた村松選手がミス(というよりも傷んだ芝生に足を取られる不運な形ですが)。
そこを見逃さなかったのがフアンマ。
ボールを持ち駆け上がり、そのままゴール。
あまりに早い失点。
しかしこれが逆にギラヴァンツ北九州の目を覚まします。
ここからはいい時の北九州そのもの。
効果的なサイドチェンジに相手の空いたスペースを有効活用する攻撃。
何度も何度も相手ゴールを脅かします。
しかし。
それでも。
相手のゴールを割ることができません。
いよいよ復調したかに見えた北九州は、まだ苦しみの中にいました。
そしてその苦しみを決定づけたのは悔しくも再度の失点。
これで2点差を追いかける状況となってから北九州の足は止まり始め、逆に福岡の足が動き始めるという皮肉な結果に。
得点力の課題が解消されないまま、タイムアップ。
ギラヴァンツ北九州、一番負けたくない相手に一番の課題を突き付けられ敗北。
あまりにも悔しい敗戦となりました。
11.守備に改善の道筋が見えた、ザスパクサツ群馬戦
そして最新の試合へ。
それでも、前に進めているという確信は持ち始めています。
特に前節チャンスの数を多く作り出したのは光明で、試行回数が増えれば成功も増える希望が持てました。
しかし一方でここまで4試合いずれも失点しており、得点という成功が少ない今失点の数も気にしないといけないという彼方立てれば此方が立たぬという状況となりました。
そんな状況で行われたこの試合。
結果から言えば5試合ぶりの無失点で引き分けるという上々な結果となりました。
一方で守備は上手くいったものの攻撃ではやはり決定機がなかなか作り出せず、数少ない決定機も防がれてしまうという状態で勝ちを逃してしまったというのが正確なところだと思います。
ここに関しては復帰したディサロ選手や髙橋選手の試合勘が連勝時ほどの状態には戻ってないように見えたので、逆に言えばこの試合勘が戻ってくれば周りとの相乗効果で決定機は増えるのではないかという期待を持っています。
結果だけを見れば厳しい状況が続いていますが、実際に中を見ると苦しみの中で一歩ずつ前に進んでいることが分かるため、実はそこまで悲観視する必要はないんじゃないのかなと思っています。
その辺については次の項で詳しく見ていきます。
12.連勝終了からここまでのふりかえり、そして展望
ということで奇しくもサッカーの人数と同じ11試合の簡単振り返りが終わったところで、全体をまとめた振り返りとかこれからの展望を一素人並みですがやってみたいなと。
まあまず「得点力の不足」、ここが最近の苦戦理由だろうなあと感じております。
ともに一点が入っていれば全く違う試合になっていたという確信があります。
特に福岡戦、相手はまさかの11連戦でその最後の試合ということもあってかなり体力をセーブした動きをしていました。
序盤の失点は個人的に事故だと思っているので、その後同点にさえ追いつけていれば足の止まっていた福岡を撃破できた可能性は高いと思っています。
まあ、そんな「たられば」を考えても仕方ないですね。
ただ実際に光明は見え始めていると思っていて、それが福岡戦でのチャンスの量産にあると思っています。
連勝時は各チームそれぞれの戦い方で挑んできましたが、栃木戦を契機に北九州用の対策を施したチームが続々と増え、そして苦戦しました。
それでも試合を経るごとにそういった対策をしたチーム相手にチャンスを作る機会が増えてきているとも思うのです。
大切なのは「この戦術でJ1でも戦える」ことだと思っています。
そのためにはこの戦術に対して対策を講じるチーム相手にも戦術の強度で勝たないといけません。
そのための挑戦がこのシーズンであり、だからこそ結果が出ない時期でも基本戦術は変えていないと思いますし、変えちゃいけないとも思います。
そしてそんな状況で福岡相手に押し込む展開ができたのはかなりの好材料ではあると思います。
一方でそれが群馬戦で少し陰りを見せたのは心配材料でもありますが……
ただ、手も足も出なかった甲府戦での敗戦を考えたら確実に前に進んでいるという実感はあります。
だからこそ、その背中を支えることこそが重要なのかもしれません。
もう一つ振り返りたいこと、それはこの苦しい流れの中でラッキーボーイ候補が何人も出てきたということです。
一番期待度が高いのは藤原奏哉選手でしょう。
福岡戦で見せたサイドバックとしての素晴らしいプレイ。
そして群馬戦ではこれまで積み重ねてきた守備面での貢献も光る活躍。
永田選手のケガも含め、層が薄くなっていたサイドバックを一歩前進させた彼の活躍は今後の起爆剤となりえると思います。
次に河野貴志選手。
こちらも手薄だったセンターバックの三番手として追いついてきた選手。
彼の高さや後方からの鋭いパスが安パイとして計算できるようになればチーム力全体の向上につながる、それくらいの期待度がある選手だと思っています。
そして最新の選手としては川上竜選手。
最新の群馬戦で加藤弘堅の代役として出場。
これまでよりも鋭い縦パスが入れられるようになっていました。
ボランチもなかなか層が薄い部分であり、そしてチームの根幹ともなる部分です。
これまでは加藤選手の経験と技術が素晴らしい結果を生み出していましたが、彼も累積などで出場できない可能性はあります。
その時に彼の仕事ができる選手が控えているのであれば安心ですが、それをやってくれるかもしれません。
これが達成できれば中盤から守備陣の部分でかなりの自由度が生まれます。
まさにチームとして欲しい一番のピースとなりえる存在なのです。
それにチームのどん底を知る選手でもあるので、彼にはギラヴァンツ北九州を背負う存在となってほしい、そんな一サポーターとしての願いもあります。
このように、いざ振り返ってみてみるとやはり悲観しすぎなくてもいい要素はそろい始めていると実感しました。
あとはこのピースたちがかみ合い、ひとつの大きな画となればJ1昇格、そしてJ1定着も夢ではなくなるでしょう。
今はそのための熟成期間なのかな、と思いますし実際熟成したものはワインよろしく美味しくなるというのは人類が太古の昔から経験則として知っていることだと思います。
それをJリーグのプロ中のプロ、小林伸二先生が手がけているのですから安心して任せていいと思います。
そして背中を押すにはいいプレイ、姿勢に対して拍手で答えること。
選手たちに伝われば選手たちも答えてくれるでしょう。
ということで、ここまで読んでいただければまだまだワクワク希望たっぷりのシーズンであることは分かっていただけたかと思います。
選手たちを、チームを信じれば必ずよい結果が出る。
そういう期待をまだまださせてくれるこのチームに敬意を表して今回の記事を締めたいと思います。
でも、次こそは勝った記事を書きたい……(やっぱり最後に一サポーターの感想が出た)